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映画の感想ダーティハリー4作目にして、クリント・イーストウッド自ら監督。
まず、ハリーの頭の毛の量が大分気になります。
1作目から12年もの月日が経っていうんですね。
にもかかわらず、身内に厄介がられ、上司に怒られてる
ハリーの姿に、なんだか萌えるんですよね。
今では、「ミリオンダラーベイビー」、「チェンジリング」、「グラン・トリノ」やら
作る映画は、歴史に残る良作を連発しているイーストウッドですが、
このダーティハリー4については、ちょっといまいちな感じがしました。
まず、舞台を2箇所にしたり、同じ殺害方法を何度も繰り返したりと、
ちょっと単調気味に加え、間延びしているんじゃないのか?
あと、なんといっても賛否両論分かれるであろう、ラストシーン。
私は、否定派です。
たとえ、陵辱されても、妹が廃人同様になろうと、
殺人を犯してしまったあら、その人は罪人でしょう。
その、罪をなしにしてはいけません。
何より、最初はそのつもりだったでしょ!
それを、もっともらしい人権を主張されたとしても、相手が恋仲であっても、
警官が見過ごすのはありえません。
1作目の、正義を貫き通したハリーはどこへ行った?
2作目の断罪白バイ部隊に、お説教垂れてたのはどいつだ?
これが、年齢により丸くなったと自己保管するには、
あまりにさびしいラストでした。
ということで、この映画の点数は50点(100点満点)